前回の記事で相変わらずのズボラを露呈しましたが(泣)
昨日、ヤフーニュースを見ていたら出てきた、引越し代をケチったら…大金が1日でパァに。新婚さん、悲しみの記録という記事。
今年は、ヤマトやレオパレス問題で引っ越し業者不足が深刻となっています。
しかし、餅は餅屋。引っ越しは、引っ越し業者でお願いします。
記事を見て思い出した学生時代の苦い記憶。
目次
責任範囲の明確化は重要と痛感
まだ、私が大学生だった頃、友人の一人が引っ越しをするので手伝って欲しいと言ってきました。
友人の引越しのお手伝い
頼まれた時点で危険を察知していれば良かったのですが、まだまだ未熟な未成年だった私。予定もない週末だったので快諾し、当日、引っ越し前の自宅に向かいました。
引っ越し当日。
待てど暮らせど来ないトラック。
友人は、合コンで知り合った(経緯はうろ覚えだけどこんな感じ)マスコミ関係の男性が、引っ越しするなら普段機材を運ぶトラックを出してあげると言っていたのに、連絡が取れないと困り顔。
え、随分と浅い知り合いに頼んだのね・・・と、途端に不安に。
当事者の彼女と、私と、同じように声を掛けられた友人と3人、ダンボールが積み上げられた部屋で待つこと数時間。
「今日が退去だから何とかしないと。」
困り果てた当事者の彼女に、友人が「彼がトラックを運転できるから、レンタカーを借りてみたらどう?」と提案。急遽、レンタカーを手配し、友人の彼の到着を待って引っ越しを開始しました。
素人仕事はトラブル頻発
トラックとはいえ、素人の運転する小型のハイエースみたいな車。
荷物は少ないとはいえ、広めの部屋で一人暮らしする女子の荷物。
スタートが遅れてしまったこともあり、何往復もした結果、引っ越し完了がかなり遅くなってしまいました。
レンタカーの返却時間が迫っているから急いで返しに行かないと、というタイミング。
あ!
友人の彼は、細い道の角の電柱で車体をスって物損事故を起こしてしまいました。
とにかく時間なので、そのままレンタカーは返却。その日は、当事者の奢りで夕飯を食べたような、そうでないような。(ここも記憶が曖昧)本当に疲れ果てて帰宅しました。
親切心が後味の悪い結果に
後日、友人から「車をスってしまった保証をレンタカー会社から4万円請求されたので、運転の過失責任で半額の2万円を負担してくれと言われた。当日、急遽手伝ってくれた彼に請求できないから私が出した。」という話を聞きました。
あ、あんなに疲れる手伝いをして、2万円も負担させられたの!!学生の2万円って大金ですよ。
友人も釈然としていなかったのですが、もう仕方ないと諦めたような様子でした。
まぁ、安易に運転手を引き受けてしまったこと、事故を起こしてしまったこと。
友人に非が無かったとは言えない。
けれど、すぐ側で困っていた当事者の彼女を助けてあげたいと回避策を提案した友人に、ミスの責任まで負わせるんだと軽くショックを受けました。
初心忘るべからず
最初にあげたヤフーニュースの記事もしかり。
餅は餅屋。
引っ越しは、引っ越し業者にお願いするのがベストです。
そして、安易な人助けは、責任範囲が曖昧になるので要注意。これって、仕事においても気をつけないといけないことです。久々に思い出した記憶で仕事の責任範囲の明確さの重要性を再認識しました。
私のように古い体質の企業の場合、責任範囲を明確にしようとすると、「あの人はなんでも線を引きたがる。」と言われることがあります。
しかし、曖昧なままでは、部下も守れません。
ヤフーニュースで昔を思い出し再認識。
まだまだ、修行が必要です。