オリンピックで連覇を決められた羽生結弦さん。素晴らしい演技で世界を魅了しましたが、インタビューを聞いてから色々考えこんでいます。
「連覇のためだけに幸せを全部捨てようと思いました。普段のこととか、考え方です。“あ、今この幸せいらない”とか。身近にあるものをすべて捨て去ってきた感じです」
私の半分位しか生きていないのに「達成のため全てを捨てた」と言い切れる目的意識の強さ。彼にとってスカートが人生で仕事でそこに全力で、大学の勉強もスケートのためと即答できる信念。
しかも、別のインタビューでは、「スケートだけの人生になるなと親から言われている」「プロ、トレーナー、振り付け師、全てになりたい。叶えたい。」と目的のその先まで見据えています。
最近、ワークライフバランスとか言っているうちは、何者にもなれないんじゃないか?と悩んでいます。
家族が一番大切なことは間違いなく。
しかし、仕事だってその瞬間全力で取り組んでいます。
家族に全力であれば仕事は辞めるべき、仕事に全力なら家族は外注に任せるべき。
日本全体がバランス良く生きることが幸せという施策に向かっていますが、個人的に答えの出ない問題に思い悩んいます。不毛な気もしますが、面倒な性格です。