引越しを決断した我が家は、具体的な物件を探すため不動産屋さんとの内覧を含め地域の下見をしました。とはいえ、希望する地域は、実は独身時代に一人暮らしをしていた付近だったので、街の雰囲気は大体把握できていた点は助かりました。
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子連れ物件探しは難しい
先日ご紹介したプレジデントウーマンの記事では以下のような街の区分けをしていました。
- ブランド学区のある街
- 多様性のある街
- 体力モリモリの街
- 文化部バリバリの街
我が家は、先日の記事でも記載しましたが、ブランド学区などは生活レベルが合わない不安があったことなどから、夫婦の意向で商店街などのある下町を希望していました。街の雰囲気は、ある程度歩けば把握できるかなと思います。家探しのノウハウは、他の専門家にお任せして多くは語りませんが・・・
子連れの内覧は体力勝負
しかし、子供2人を連れての物件見学は、ひたすら体力勝負でした。我が家は、結果として子連れで3回、私一人で2回の内覧に出掛けました。家探しは、縁と言われますが良いなと思っても埋まってしまうスピード勝負ということもあるので、自分が1人で見て良ければ家族で見るという感じではなく・・・可能性の低い物件は、私が一人で見てやっぱり無いなと判断したという感じでした。子供たちは、新しい物件を見に行くたびに「ココが良いー」と叫び走り回り危険を繰り返すので、親は非常に疲れました。お子さんが居て家を建てたりする方は大変でしょうね・・・感心します。
何件目かの物件で条件に合う家を見つけることができたので、内覧の上で契約となりました。契約の手続きは、ほとんど夫にしてもらいました。
契約と転居それぞれの開始時期
家は決まりました。しかし、保育園は決まっていません。すぐに引っ越してしまっては、保育園が決まっていないので子供の預け先に困ってしまいます。子供が預けられなければ働けないので・・・ここからが大問題です。
まず、家の契約は、大家さんと交渉して一番最遅となる翌月最終日からの開始としてもらいました。
先日の記事で記載した新設園の申し込みは、開園の2か月前の既存園の申し込みと同様に行われると発表されていました。スケジュール的には、下記の通り。(月は仮置きです)
現在は、転居前のA地域のA保育園に通っています。
転居後のB地域は、2月の保育園申し込みで住民として加点していただくために、1月末までに住民票を移してから申し込みをしないといけません。つまり、A地域からB地域への引っ越しは、1月末が必須です。B地域では、2月の申し込みで新設園に入ることができれば4月入園、できなければ別の園に3月入園になります。
保育園は越境通園が可能
事前にA地域の自治体に確認したところ、「保育園は転居後も退園しない。」という申請をすることで、別途退園申請をするまで住民票がなくても「越境登園が可能」であるという情報を得ることができました。住民票は、引越前後14日間で移さないと最大5万円の罰則を受ける可能性があります。しかし、A地域とB地域は、電車で1時間ちょっとかかってしまうのでB地域に転居したのちにA地域の保育園に預けることが現実的でありませんでした。そこで、1月末に新居の契約が済み次第B地域に住民票だけ転居先に移し、A地域を転居せずに保育園に越境登園させていただく方向に調整しました。
- 1月末にB地域の住民票だけ移し保育園申請
- 2月末に保育園が決定した後で引越し
- →引越し時期は決まった保育園により異なる
もちろん、新居の家賃は、1月最終日から発生します。引越は、B地域の保育園の2月末選考結果発表を受け、新設園の入園が決まった場合で4月となります。つまり、家賃は、最大で1月最終日から3月末日までの2か月間、A地域とB地域の新旧両方の家にWで支払することになります。非常に痛い出費です。痛いですが他に選択肢がありませんでした。
2月の申し込みで年少の保育園が決まらなかった場合は、いつまでもW家賃を維持できないので引っ越しを決行し、保育園が決まるまで最悪のパターンとして私が休職するという選択肢も想定していました。
いつでも入園できるならば・・・
今回の引っ越しは、とりあえず目途をつけて完遂に向けて対応していきました。しかし、法律的にも出費的にも精神的にもギリギリの対応となってしまいました。いつでもどこでも保育園に入れる環境であれば、もっと転居先の選定もじっくりできたと思いますし、幅も広がったのではないかと思います。