Yahoo!ニュースに「保育園のオムツ持ち帰り一部自治体で見直し」と言う記事が載っていました。私は、2人の息子がオムツ持ち帰りの時期を一つの園でしか過ごしていませんが、思い出して考えてしまいました。
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オムツ持ち帰りは是か非か?
保育園に通う保護者には周知の事実でも、関連しない方からすると「排泄物を持ち帰る!?」と衝撃的なオムツ持ち帰りという慣習。色々な制約があり今でも多く残っているようです。
私の保育園オムツ経験
私の息子が通った保育園は、0歳からオムツの処理費用が有料でした。保護者は、毎月数百円の費用を支払ってオムツ処理を依頼します。
オムツ処理は、依頼するか保護者の判断に任されていたので、一部のご家庭が持ち帰りを選択していました。私の感覚では、クラスメイトの約1割弱がお持ちの持ち帰りを選択していたようで、圧倒的に有償サービスを選択されていました。
オムツのお持ち帰りを選択した家庭は、専用のゴミ箱を保育園に提供し、毎日ゴミ箱からオムツを回収し新しいゴミ袋をかけて帰宅していました。お持ち帰りの運用は、私が保育園に処理をお願いしていたので、見た感じですが・・・
私が処理をお願いした理由は、大きく2つになります。
第一に息子の通っていた保育園は、非常に持ち物が多かったので、自転車登園の我が家にとって、使用済みのオムツ持ち帰ることが負担であったこと。
第二に使用済みのオムツを持ち帰ることにメリットを感じられなかったこと。
こんなところです。
23区の現在の状況
保育園の状況がどうなのか検索したところ、ある議員の方が最近23区の状況調べていらっしゃったので引用します。
東京23区では条件付きも含め、認可保育園のうち、区立直営園ですべての園でおむつを処理する区が10区、全て持ち帰らせている園が13区です。
思ったよりオムツのお持ち帰りをしている保育園が多いことにビックリしました。
保育園のオムツ処理
オムツの処理は、自治体や園によって対応が異なるようです。
- 全部園で処理
- 条件付き(0歳のみ等)で園で処理
- 有償で園で処理
- 全部持ち帰り保護者が自宅で処理
色々なやり方や意見があるようです。
オムツ持ち帰りは、布オムツの慣習の名残として、排泄で健康状態を把握することも目的としています。しかし、毎日がバタバタの働く母は、持ち帰った紙オムツを開くことは殆どないと思います。
また、オムツのゴミは、事業ゴミで有償なので、費用の問題もあるようです。私は、費用負担をしても処理して貰って助かっていましたが、費用を集めるのも持ち帰るオムツを分別するのも保育園の負担増と考えると申し訳ない気持ちになります。
一律は難しいと思いますが、保護者と保育園の双方の負担が少ないように解決出来る方法を模索する必要があると思いました。