夫と私は、将来息子たちが「飯が食える大人」になるため、どのように育てていけば良いか、お互いに話し合い考えています。
目次
AIのある将来
最近は、AIの進歩が目覚ましい状況です。AIは、現在第三次ブーム、いよいよ商用化が進んでいます。
労働市場の大きな変革
AIで東大合格を目指す研究(東ロボ君)をされている新井紀子さんの著書、「AI vs 教科書が読めない子供たち」では近い将来にAI世界恐慌が起きると指摘されています。
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東ロボ君は、すでにMARCH合格圏内のスキルを身につけています。つまり、現在、MARCH卒業レベルの人材は、近い将来AIに仕事を奪われる可能性があると想定できます。
AIに奪われる仕事
オックスフォード大学の研究では、将来AIに奪われる仕事として下記のようなものが挙げられています。
- 銀行の融資担当
- スポーツの審判
- 不動産ブローカー
- レストランの案内係
- 保険んお審査担当
- 給与・福利厚生担当
- パラリーガル、弁護士助手
- 簿記、会計・監査の事務員
- 金融機関のクレジットアナリスト
- 測量技師
- 建設機器のオペレーター
等々・・・
主に創造力のいらないルールベースの仕事がメインですが、その分野は私たちが当初想像していた以上に多岐に渡ります。
例えばこれまでエリートと言われていた銀行員の仕事、半沢直樹のような融資審査業務はAIにやらせる方が確実でスピーディ、実際に既にAI融資診断が一部の金融機関に導入されています。
生き残りの戦略が必要
KPMGのレポートでは、現在多くの企業で採用されているピラミッド型の労働環境のうち、最も人材が多い最下層が不要になると想定されています。この結果、日本は、一億総中流と言われていた世代から、これまで以上に大きな格差社会へと転換します。
日本の企業は、これまでバランスの良い人材が重用される傾向にありましたが、今後「一部のゼネラリストと多くのスペシャリスト」による組織に大きく変革していく時流なのだと思います。
子供達は、私達と同じ教育では私達と同レベルの収入を得られない、そんな社会環境が想定されます。
これまでとは違った視点での子育てが重要になってくる。夫と私は、どうやって息子達を育てればAIに淘汰されない人材になれるのか、毎日試行錯誤中です。